Kenの漫画読み日記。

餅賢次の新旧漫画情報と懐古(郷愁)他雑感

「ブラック9-ナイン-」-江原伸・作画-

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 今回のお題、タイトル「ブラック9-ナイン-」ですが、実は僕はこの漫画「ブラックナイン」を読んだことはありません。多分、少年時代リアルタイムもこの漫画は知らなかったと思います。


 でも作者の漫画家、江原伸さんはよく知ってました。よく知っていたというのは、子供時代は当時の各少年雑誌で江原伸先生作画の漫画作品をいっぱい読んでたからです。



 60年代は各少年雑誌に江原伸先生の漫画が長編·短編、掲載されててしょっちゅう読んでました。70年代になると、僕はあんまり少年漫画を読まなくなったし、江原伸先生は70年代からは学年誌などで描いていたようですね。


 「ブラック9-ナイン-」の雑誌連載は小学館の学年誌-小学五年生の1970年10月号からの連載です。「ブラックナイン」の連載がいつまで続いたのかよく解らないのですが、小学五年生3月号まで続いて、その後、持ち上がりで1971年の小学六年生へと連載が続いてますね。一年間くらいは多分、続いてると思いますが小六の連載終了号は解りませんでした。



 1972年の小学六年生には江原伸さん作画の「紅のナイン」というタイトルの作品が連載されています。済みません、僕にはこの漫画の内容は全く解りません。原作付きで原作者は「ブラックナイン」と同じく夏木信夫さんとなっています。“ナイン”とあるから多分同じく野球漫画なんじゃないかなぁ。



 江原伸さんが週刊少年サンデーに野球漫画「スター9-ナイン-」を連載したのは1966年第25号から67年の10号まで。この時代の連載漫画としては割りと長期の連載ですね。僕も「スター9」は覚えています。ただストーリーまでは記憶してないですね。“超人野球チーム”みたいな感じだったかな(?)。あやふやで済みません。主人公の野球少年(青年)が野球能力がメッチャ凄くて似たような仲間を集めて一つの野球チームを作るまで、じゃなかったかな(?)。違ってたらゴメンナサイ。



 ネットで調べたら、あるサイトに「沢村栄治の意思を継いだボール型の痣を持つ九人が集まって来る」とありました。そういうベースストーリーのようですね。「スター9」は読んでる筈ですけどストーリーは全く記憶してないですね。この時代、僕は10歳か。


 週刊少年マガジンの1972年春から73年春までの一年間、本宮ひろし氏作画で「群龍伝」という野球漫画が連載されてたのですが、同じようなテーマの野球漫画でした。

 「群龍伝」の方は九人の青年の背中に生まれつき竜の部分部分の痣が入っていて、九人背中を揃えると一匹の竜になるというものでした。この漫画は雑誌連載リアルタイムで読んでたのでよく覚えてます。


 ボール型の痣とか竜とか南総里見八犬伝みたいな感じかな。



 1963年の週刊少年サンデーに「まぼろし分隊」という戦記漫画を連載してますがこれは全く覚えてないですね。サンデー63年28号から41号までの短期連載。僕はまだ7歳だもんなぁ。多分、太平洋戦争中の陸軍が舞台なんだろうと思うけど。



 調べたら、どーも、「まぼろし分隊」は太平洋戦争中の南太平洋の島々で暗躍した日本軍の秘密精鋭分隊の数名の活躍を描いた漫画みたいですね。詳しくは解りませんが、敵·米英軍の戦闘機や潜水艦が出て来るようです。



 漫画家-江原伸さんが主に活躍したのは50年代末から60年代の少年漫画雑誌でした。江原伸先生の漫画作品は60年代の漫画雑誌でけっこうよく掲載されてました。



 大ヒット漫画という作品には恵まれませんでしたが、60年代の少年漫画雑誌では、全ての月刊誌·週刊誌で長編連載や短編読み切りを掲載されてました。僕は、特に短編読み切り漫画をどの雑誌にも描いていたという印象が強いですね。


  


 けっこう長編連載もあったのですが、大ヒットした作品というのはなかったかなぁ。少年雑誌ばかりでなく少女雑誌にも作品を描いていたようですね。少女漫画の作品もけっこう多いようです。僕は子供時代から少女漫画誌はほとんど読んで来てないですから、後々、作品記録などで知ったのですが。


 


 当時の少年月刊誌6誌、少年週刊誌3誌全部で江原伸氏の作品を長編·短編、読んだ覚えがありますから、大ヒット作品はなくてもけっこうな売れっ子漫画家だったのではないかな、と思います。



 1966年の東宝正月映画「怪獣大戦争」のコミカライズを当時の「少年ブック」お正月増刊号の別冊付録に描いてますね。


 1965年12月下旬公開の東宝特撮「怪獣大戦争」は僕は小四の冬休み、劇場に見に行ってます。水野久美さんのX星人が印象的でした。



 70年代は小学館の学年誌の長編連載が多く、少年野球漫画が多いみたいですね。「あばれ千太郎」とか「泣くもんか ガッツでGO」など。1972年の小学五年生に、当時のバレーボール-スポ根テレビアニメ「ミュンヘンへの道」のコミカライズを描いてますね。


 70年代に小学館の学年誌に連載された江原伸先生の長編作品は、元々は貸本出版社だったひばり書房が新書判でひばりコミックスとして刊行しているようですね。



 僕は子供時代、あんまり小学館の学年誌を読まなかった上に、70年代は僕はもう少年後期から青年の時代ですし、小学館の学年誌に掲載された江原伸さんの漫画は読んだことないです。



 戦後、光文社の少年雑誌「少年」の1963年例月号に連載されていた江原伸さんのSF漫画、「新人間大介」は覚えています。僕は小学生時代、雑誌「少年」を毎月購読していたので、多分、連載分は全編読んでると思います。


 ただ、江原伸先生が描いていたそういう漫画があったとは覚えているものの、何せ60年以上前のことですからストーリーなど詳細は全く記憶していません。



 「新人間大介」は多分、超能力者や改造人間などの超人を扱ったSF漫画だと思いますが、済みません、詳しいことは全く解りません。


 SFといっても科学冒険漫画というよりは、超人的能力を持ってしまった少年(青年)が、スポーツなど現実社会でどう生きて行くか、みたいなもっとヒューマンな内容みたいですね。当てずっぽうで書いてて済みません。



 江原伸さんの漫画というと、僕の記憶に印象的に残り続けている漫画作品が一つあって、この漫画は短編読み切りのホラー作品なんですけど、僕の小学生当時読んだ雑誌の掲載漫画です。


 多分、小学校四年生くらいの時代の、秋田書店の月刊児童誌「冒険王」の短編読み切りで、夏の号だったか冬の号だったか、「冒険王」本誌の真ん中くらいにカラー扉なしで掲載された怪奇漫画です。



 この冒険王は当時ほとんど毎日通っていた近所の貸本屋から借りて来た雑誌で、一泊二日そのとき読んだきりなんですが、どういう訳かこの冒険王でこの短編読み切りだけを印象深く覚えている。


 江原伸先生の作品で、お話は、とある田舎の村の人里離れたところに湖沼があって、ある少年がこの湖沼で白い着物姿の若く美しい女性に出会う。


 


 今から60年近く前に一泊二日で一度読んだきりの短編漫画なので印象しか覚えてなくて、細かいストーリーなんて全然記憶してないです。


 何か伝説のある沼で、少年の友達や周囲の人たちは、その沼には近付くなと警告する。


 少年は沼に現れる若い美しい女性に恋してしまって、毎夜、沼まで女性に会いに行く。


 友達や周囲の者たちはみんな必死になって少年を止める。しかし、少年は周囲の人たちの制止を振り切って沼に、白い着物の女に会いに行く。



 ラストのクライマックスは、ある夜、少年が沼に行くと、美しい若い女は正体を現し、少年の前で見る見る醜い老婆になって行く。


 老婆はこの沼で百年前とかの昔に死んだ妖怪だった。とかいうお話だったと思う。



 沼の怪奇伝説の主の醜い老婆の話だったか、大昔に悲しい死を遂げた幽霊だったのか、若い美しい娘の姿で夜な夜な沼のほとりに現れていた。


 その妖怪か幽霊かに恋した少年の悲恋のホラー短編でした。



 どういう訳か僕はこの江原伸さんの怪奇短編読み切りを印象深く覚えているんですよね。勿論、この九歳か十歳頃に一度読んだきりで再読したことはありません。60年前の記憶だからストーリーなどはだいぶ間違っているのかも知れませんけど。


 画像探したけど当然のように解りませんね。掲載誌も昭和39年か40年頃の「冒険王」の何月号かも解らないし。


 


 1959年創刊の週刊少年マガジンの最初期60年連載のギャグ漫画「崑ちゃん」の作者は江原伸さんでした。当時の少年漫画家はストーリー漫画主体でも、少女漫画もギャグ漫画も描いてました。


 50年代後半~60年代のテレビ·コメディ劇で、関西のお笑いスター-大村崑さんは大人気でした。「とんま天狗」「番頭はんと丁稚どん」「やりくりアパート」などの大村崑さんの出演するコメディ劇はみんな視聴率が高かった。



 当時は大村崑さんを主役に持って来た漫画がいっぱいありました。コミカライズといえば、まぁ、そうかな。大村崑さんは子供たちの人気も高かったですからね。少年誌、貸本、少女誌にも崑ちゃんを描いた漫画が載っていた。無論、それぞれ別の漫画家が描いてました。


 僕が少年マガジンを読み始めるのが1963年の春からですから、江原伸さんの「崑ちゃん」は読んだことはないです。



 江原伸先生は、学年誌に少年野球漫画などスポ根ものを何作も描いていますが、60年代初期から少女誌に少女漫画を長編·短編、何作も描いています。少女漫画はスリラーものが多いようですね。


 また、70年代以降は成人·青年コミック誌に作品を描くこともあったようです。



 僕が江原伸先生の作品を愛読したのは60年代の少年時代で、60年代でも少女漫画作品は読んだことないし、江原伸先生の大人向け漫画も読んだことはないですね。僕の少年時代後期や青年時代に江原伸先生の大人向け漫画も読んで見たかったですね。



 少年時代は江原伸先生の絵柄も好きで、作品はけっこう好きで愛読しました。江原伸先生の漫画作品は、子供時代にたくさん楽しませて貰いました。



◆ブラックナイン 江原伸·作画 マーケットプレイス コミックセット

◆泣くもんか ガッツでGO! 江原伸·作画 マーケットプレイスコミックセット

◆黒い白鳥 A5貸本 少女ミステリー漫画 江原伸·作画



 僕が江原伸先生の漫画作品を愛読したのは60年代で、70年代に入ってからは読んだことないのですが、ここの記事のタイトルに「ブラック9-ナイン-」を持って来たので、「ブラックナイン」は1970年~71年の作品なので、ブログカテゴリ分けは“70年代漫画作品”としました。