北京オリンピック閉幕
北京オリンピック、終わっちゃいましたねえ。時折、チャンネル入れて、閉会式、チラッチラッと見ましたが、何やらまた盛大にやってたみたいですねえ。開会式は豪華絢爛ショーを5時間以上、6時間近くまでやってたんでしょ。閉会式も長かったのかなあ。途中、チャンネル入れて、イギリスの新進実力派美女シンガー、レオナ・ルイスが、あのレッド・ツェペリンの名ギタリスト、老練、ジミー・ペイジのギター捌きに乗って、歌い上げていたので、そこだけしばし視聴しました。NHKはオリンピック期間の視聴率はダントツで良くて、いつもの4倍の視聴率を取っていた、ということでしたね。ジミー・ペイジは60歳ちょっとくらいかなあ。老練とか呼んじゃ失礼かな。
僕は最初はあんまり、オリンピックもそう、興味なかったんですよね。別にそんなに見る気も無かったんですが、格闘技好きな僕が柔道の試合見たら、つい、内柴さんの決勝から熱くなって、谷本歩実さんでもうイカレテしまいました。北島選手の100m平泳ぎ決勝で感激して、ソフトボールで泣いてしまい、野球で「何じゃ、これは」と腐ってしまいました。他にもいっぱい見ました。男女バレーボール、体操、バドミントン、卓球、重量挙げ、水泳、陸上。ニュースやワイドショー番組のダイジェストで見たものも多いですけどね。日本人が出てないのはほとんど見てないですね。柔道の各金メダルも男女レスリングのメダルも感動しましたねえ。
やっぱり、どうしても感激しちゃいますねえ。だって、あのオリンピックに来てる選手たちは、各競技の世界最高峰の人たちなんですから。持って生まれた身体能力を徹底的に自己管理して、肉体や五感を鍛えに鍛え上げて、人間の限界に挑戦している人たちなんですから。人類の、身体能力と精神力の頂上付近に居る人たちばかりが集まって、それぞれ競技別に1位から3位までをメダルの色で決めようじゃないか、ってやってるんですから。それに彼らも人間だから、どうしてもドラマがある。例えば北島康介さんなんて、アテネで金メダルを取った後、スランプ期が来て、どん底の精神状態になり、インタビュアーに「俺なんか追っかけてないで、もう早く新しいヒーローを捜した方がいいですよ」なんて投げやりに話してたらしいし。そこからの復活劇があるんだし。金メダル連覇の人たちは、この4年の間に必ず一度はスランプ期に落ち込んで真っ暗な気分になってる。そこからもう一度気持ちを立ち上げ、オリンピックの時点までに再び作り上げているんですね。素晴らしいドラマですよ。多分、彼らも、落ち込んでいる時、腐っている時の心情は、僕ら凡人と同じだと思いますよ。そこから這い上がって再び勝利を栄光を掴むのだもの、ドラマはまるで映画見てるようで、どうしても感激しちゃいますよ。
ソフトボールは泣いたなあ。上野さんの勝利への執念の精神力。あの3試合は人間の限界で挑んだ3連戦ですよ。素晴らしい。勿論、鍛え上げられた肉体に鋼鉄の精神力に、やはり運がありますよね。女神が微笑んだ運。運を呼び込んだ頑張りなんだろうなあ。やっぱり金メダルや世界記録って、人間が限界に挑んだ努力に運があった、という奇跡のたまものですね。
今回のオリンピックは、中国は、独裁国家としての人権問題、民族問題、内紛など始まる前からいろいろと取りざたされた、問題の多いオリンピックでしたが、いざ競技が始まると、運動選手たちに政治は関係無いように、人間の限界に挑む白熱の競技の戦いに、どうしても感激しちゃいましたね。
昼間のTV番組の中で、評論家の宮崎さんが、オリンピックも激しい格差社会なのだ、と言ってました。今回は参加が史上最も多い、200カ国以上となってますが、まあ、国家単位で数えないところもあるんでしょうが、たくさんの小国は参加種目は、1~3、4競技程度で、参加選手も1名から10名程度ですね。富める国と貧しい国の差がある。やはり設備が整わないと、スポーツはできないし、世界レベルの強さに持っては、とても行けない。TVで宮崎さんが言ってたことですが、例えばアフリカの何十カ国中、オリンピックの水泳競技に出て来る選手が皆無である。アフリカの貧しい国々はプール設備を持てないんですね。僕も単純に考えたことなんですが、話を聞くまで気が着きませんでした。アフリカの川や湖や泉はとても危険である。無論、ワニやピラニアのような獰猛な生き物もあるんですけど、淡水に生息する寄生虫の微生物。何処からでも人体に入って来て、とんでもない事態を惹き起こす。現代のスポーツというものは、相当に科学的にやってますからね。世界レベルにまで上がる為には、道具や場所の施設以外に、かなりのお金を掛けて設備を充実させなければならないのでしょう。いろいろな面のスタッフも居るしね。やはり富める国がお金をふんだんに使って選手を育成できる。何十種類もの競技に渡って。だからメダル数は、圧倒的に、経済的に安定した先進国が多く取って行く。中東のオイル成金経済大国は、貧しい国から人材を発掘して来る。つまり才能のある人間を、国籍を自分とこに帰化させて選手として育成する。そんなこともやっているらしい。
ちょっと詳しく調べてないけど、オリンピック期間中も、中国政府の一部軍はチベット地区を攻撃して、死者が140名も出た、という話も出てるらしいですね。開催前には数々のテロ事件もあったし。またオリンピック期間中のロシアのグルジア侵攻に寄る集落の破壊と多数の犠牲者が出た、という戦争まがいのことも起こっているし。アメリカの非難とロシアの強気の態度が、新たな冷戦構造への突入を示唆してはいないか、という話も出ているし。
オリンピックのスポーツ選手たちの競技での戦いは感動を呼びましたが、オリンピック後の世界がどうなって行くのか?あんまり安心して見ていられる事態でもなさそうですね。世界経済は不安定な方向に傾いて行っているみたいだし。巨大な資源を背景に強大な力を持って復活した大国ロシアと、対するアメリカの緊張状態。オイル投機も含む様々な世界規模の経済問題。勿論まだまだ続いているイスラエル対アラブの問題。パキスタンやアフガンのあの辺りの問題。核拡散問題。火種はいっぱいある。地球規模の環境問題。経済大国からずり落ちて行き、資源は何も無い、どんどん貧乏になって行ってるイメージの我が国、ニッポン。先行き、暗い感じで嫌だなあ。みんな、オリンピックですっかり忘れているけど、拉致被害者を含む北朝鮮問題がありますよ。
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