Kenの漫画読み日記。

餅賢次の新旧漫画情報と懐古(郷愁)他雑感

●漫画・・ 「みどりの魔王」..(8)

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 「Kenの漫画読み日記。」の中のシリーズ「みどりの魔王」記事も、早や第8回目となりました。まあ、タイトルこそ「みどりの魔王」ですが、このシリーズ記事文群の主体、主要テーマは、横山光輝先生の1965年~66年の傑作SF冒険活劇コミックのお話内容というよりも、どちらかといえばこのワタシ、Ken-mortima の児童期の思い出話ですね。まあ、要するに漫画作品「みどりの魔王」にかこつけてワシの昔々のはるか遠い記憶を呼び起こして、呼び起こさずとも勝手に脳味噌にプカプカ浮かんで来ておるのですが、老化現象の顕著な一例でもあるんでしょうが、思い起こされたそれは懐かしい小学生時代の思い出を、僕が勝手に懐かしんで思い出に浸って楽しんでいる、というそういう内容が主体のものですね。この「Kenの漫画読み日記。」記事群には、そういった内容のものがけっこう多い。幼少期、少年期の、「ああん、ノスタルジー! 」 という自分で自分のはるか昔の回想でうっとりしている、一人悦に入っている、自分本位な自分だけのために書いている、誠に独りよがりそのものな記事です。タイトル「みどりの魔王」シリーズも、そういう自分ノスタルジー内容カテゴリの代表的記事文群で、第7回まで続いて来てまだ終わらずにしょうこりもなく、今回第8回目です。と。



 という訳で今回は、この間、散髪へ行ったけど行かなかった話から入ります。ここからはね、散髪に行った(けど実質その日は行ってない)その晩に書き込み始めた文章なんで、便宜上というか、文章ままで「今日…」から入ります。上記文章とか、その後書いた文群も多いけれど、ま、取りあえずは「今日‥」から。今日いつもよく行っている老夫婦のやっている散髪屋さんへ、久しぶりに行ったら店がなかった。路地並びの老朽化した建物が、端から軒並み順ぐりなくなって行っているのだが、一番手前だけモダン風鉄筋に建て替えられ、あとは駐車場、そしてさら地。床屋かその並びの店だったか解らぬ外観だけの木造の中は空っぽ。自動車で通りを二度通って見たが、無残な外側だけの木造箱、それが床屋の跡かどうかよく解らなかった。隣にはソフトクリームと回転焼を売る、ミルクホールという古い小さな店があったが、無論それもなくなっていた。



 僕は昔から床屋嫌いのところがあって、散髪にはあんまり行かない。短く刈ってしまって髪がバサバサ伸びるまで行かない。ひどい時は半年以上、多分一年近く行かなかったりする。最近は歳喰って親爺の遺伝で真ん中の毛がなくなったんで、たまに行く床屋ではいつも丸坊主にしてしまう。そして半年くらい伸びるのを待つ。



 前に行っていた理髪店も老夫婦がやっていて、足の悪かったおじさんの方が車椅子になっちゃったんで廃業した。その後に行ってたのが、前回丸坊主に刈ってもらった、この老夫婦の店だが、今回行ってみたら店ごとなくなっていた。前行ってた方の店は家はあるんだけどね、こっちは跡形もないか跡形しかない。どっちも屋敷の前面店舗で後ろが住み家。今まで行ってた方は前回の丸坊主が多分、半年以上前。でね、その時、いつもは客が一人でも夫婦で出て来て分担してやるのに、前回だけは爺さんが居なくて、おばさん一人で髭剃りも全部した。僕が、剃ったのとほとんど変わらない極薄の丸坊主にし出してから、洗髪せずに濡れタオルで頭拭くだけになってた。その分料金は安くしてくれてたけど。敢えて僕は「今日はおじさん、出て来ないんですね」とか余計なことは訊かなかったけれど、僕は何となく雰囲気的に感じ取って、多分、爺さんの方は鬼籍入りしたんだろう、と思った。そして今日久しぶりに行ったら店ごとなかった、という訳。寂しいですね。ここは駅前の大通りから入って来る路地で、乗用車が擦れ違うのも大変な狭さの通り。駅前通りの大幅な改変工事で街並みごと変わり、昔の面影はどんどん失われて行く。



 僕の生まれ育った町はゴーストタウン化した町で、市の人口そのものは現在は多分、町の全盛期の三分の一、もしくはそれ以下にまでも減少しているのかも知れない。僕は調度小中学生九年間を地方の町の商店街で育ったが、僕の小学生時、町の商店街はそりゃあもう賑わっていた。当時の僕の家は商店街通りの中程にあり、家の前の通りから、道なりに続いて行くアーケード商店街は、日中の人通りは大勢で、しょっちゅうの賑わいだった。それがじょじょにじょじょに人の数も減って行き、町の賑わいも枯れて行くような方向になった。アーケード商店街は、もう何年も前から無残なシャッター商店街だ。昔、僕の住んでた家のあった通りもどんどん商店がなくなって行って、今や商店街の通りという態はなしていない。昔は、通りの全部が商店で並びに旅館さえあった(映画館やパチンコ屋やボーリング場があり、その後銀行支店が2件出来たが‥みんななくなった)。それが今やぽつぽつとだけ、およそはやっていないふうな(失礼!)店がまだやってるだけで、あとは民家か駐車場。店舗跡の空き家もあるのかな。まあ、昔から見ると、相当な寂しい風景だ。



 いや、実は前回の続きで、僕の小学生時代のクラスのこと、悪ガキ友達らとのエピソードでも書こうかと思っていたら、散髪行って店がなくなってた衝撃から、その日の晩、その話書き始めたことから上のような文章の話になってしまった。ええと、その後、別の床屋さんにアタマつみには行きました。丸坊主。「いいんですか、そんなに薄くしちゃって」とか、理容師のお兄さんに心配されましたけど、丸坊主。で、これは「みどりの魔王」というタイトルですから、「みどりの魔王」のことを少しでも書き込まないといけないですね。



 「みどりの魔王」というと、そのストーリーは、南米アマゾン川流域奥地のピラミッドに眠る、みどり色した巨人ロボットが発見され暴れ出す。ロボットをコントロールする小型操縦装置様のものは野生猿が持って逃げてしまう、それを日本人少年が手に入れ、無敵の巨人ロボット“みどりの魔王”を自由に操ることができるようになり、自分の、父の敵討ちの復讐のため、ギャング団征伐に乗りだし、少年のしもべとなった“みどりの魔王”を使って悪者を退治する。というのが「みどりの魔王」の、オープニングから前半のだいたいのおおまかなお話ですね。



 という訳でこの、「みどりの魔王」..(8)は、「みどりの魔王」..(9)へと続いてしまいます。本当に「なんのこっちゃ!?」な流れで大変申し訳ない。では続編「みどりの魔王」..(9)をお楽しみに(誰が楽しみになぞするか!という感じ)。ゴメンナサイ。まあ、昭和の、巨人ロボットバトルSF探偵漫画の傑作、「みどりの魔王」そのものに関しては小学館クリエィティブ発刊の完全版限定版BOX「みどりの魔王」全1巻、を購入して読むのが、そりゃあもう一番!ですね。
















◆漫画・・ 「みどりの魔王」..(1)-2009-10/30
◆漫画・・ 「みどりの魔王」..(2)-2009-10/31
◆漫画・・ 「みどりの魔王」..(3)-2009-11/01
◆漫画・・ 「みどりの魔王」..(4)-2009-11/01
◆漫画・・ 「みどりの魔王」..(5)-2010-02/26
◆漫画・・ 「みどりの魔王」..(6)-2010-05/13
◆漫画・・ 「みどりの魔王」..(7)-2011-01/10
◆漫画・・ 「みどりの魔王」..(8)-2011-10/22
◆漫画・・ 「みどりの魔王」..(9)-2011-12/20