モラトリアム
naojii:
○京大学園祭「11月祭」のテーマ
「超意欲的ニート」から「満喫モラトリアム」へ。
京都大はこんなテーマを学園祭のアタマに持って来るんだなあ。
まあ、学生時代はモラトリアム期間だ、って言ってるんだろうからなあ。
ニートの定義は、15歳以上34歳以下の個人で、就労就学していない独身の、若年無業者、ということらしい。
そういえば最近は聞かないよね、モラトリアム。ひと頃、けっこう流行った言葉だった。モラトリアム人間。流行からしばらくして、椎名林檎のアルバムタイトルで「無罪モラトリアム」というのが出て、変な、なまえ(奇をてらった)をアルバムに着けるなあ、と、ちょっと呆れたものだった。モラトリアムもニートも、世間一般では、だいたい同じような意味合いで使われる言葉だね。きちんと説明すると違うけど。
京都大学を卒業する人たちに、「ニート」は関係ないだろうよ!とか思っちゃいそーだけど、ちょっと前にTV番組で、大学院を出ている女性が、求職中で面接を受ける企業に、大学院を出てるから、あなたみたいな頭の良い人はウチはいらない、と断られ続け、ちゃんとした勤めに就けなくて困っている、というのがあった。この番組で見ただけでは、企業のはっきりした詳しい理由は解らなかったけど、多分、高学歴でも技術を持っていれば仕事はありそうな気がする。理系を出て何らかの使える技術を持っているのなら。文系はあまりないんだろうなあ。文学部とか哲学の修士様だとかなら、ホンットに、無さそーだものなあ。
「ニート」の現状の一般的イメージは、もうけっこうイイ歳になってる若者で、働く気が全然無く、いつまでも親に食べさせてもらって住まいも親に世話になってる‥、という悪い、負のイメージですよねえ。
でも本当は、「ニート」は全然就労意欲が無い、ということではないらしい。例えば格差社会のように、現在の社会的・経済的背景により、働きたくても満足に仕事に就けない、という就労意欲はあるが働くことが出来ないでいる、という若者たちも「ニート」の中に入るようですね。
そう考えると、「ニート」と「ニュープアー」や「ワーキングプアー」というのは、隣どうしの、繋がった意味合いの言葉だね。「格差社会」も。
ワーキングプアーが増える一方の、この閉塞した社会を何とかして欲しいなあ。誰に言っているのか?政治家?政治家がアテになるんだろうか?
京大を出る若者たちはエリートだろうが、就職のタイミングを誤ったら、その後、うまく行かなくなる‥、というのもありそうだけど、でもやっぱ強いだろうなあ。京大などの名門を卒業する頭の良い人たちも、自分が中流層のクラスに入り、安定した生活を維持し続けることばかりでなく、格差社会そのもののことも考えて欲しいなあ。
名門を出たエリートたちは、こいつは何馬鹿なことをほざいてるんだ、と思うだろうけど。
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