Kenの漫画読み日記。

餅賢次の新旧漫画情報と懐古(郷愁)他雑感

仕事人

mochi-kenji

   

 4日夜のTVで、新シリーズの必殺仕事人のスペシャルをやっていて、まあ、見た。う~ん、僕にはそれ程は面白いドラマじゃなかったねえ。これは昨年かもう少し前か、一度、スペシャルでやったドラマの続編シリーズですね。前回のスペシャルというのは、僕は見ていない。 =『必殺仕事人2009』


 次回から毎週レギュラー放送らしい。で、新シリーズには、登場人物に、藤田まこと以下、中村主水家の家族、菅井きんと白木万理という、何十年も前の旧シリーズのレギュラー陣が出ている。だから一応、続編という形になっている訳ですね。藤田まことさんも随分、お年寄りになりましたね。そうでしょうね、旧シリーズが放送されていたのが、僕がTVを持ってなかった若い頃ですから。従って、僕は藤田まこと主演の仕事人シリーズは再放送でしか見ていない。基本ストーリーは毎回マンネリといえばマンネリでしたけどね。


 で、新シリーズの主役は、少年隊の東山紀之で、昔の藤田まことの役どころ。老・藤田まことはレギュラーメンバーだが脇に退がっている。藤田まことは、仕事人半分隠居身分でレギュラー出演じゃないかな。他のサブ主演組は、昔の村上弘明とか京本政樹、鮎川いずみさんの役どころも、若い新メンバーでありますね。このシリーズは、役者が入れ替わっても暗殺方はだいたい同じ方法ですね。


 実際、殺し屋である仕事人たちの『殺人』という仕事を正当化するためと、血も涙もなく惨殺する金の亡者の標的悪党どもを、最後に一網打尽的に成敗の殺人を果たし、復讐成就の痛快感をより大きく、視聴者の溜飲を下げる爽快感を煽るために、昔のシリーズから、だいたいレギュラーメンバー以外は、番組後半には全部死にますね。今回も虐げられた貧しく可哀相な老町人たちは、ドラマ後半にほとんど皆殺しの憂き目に合う。このあたりは同じ時代劇でも、「水戸黄門」「大岡越前」「遠山の金さん」‥あたりとは違いますね。弱い者の冷酷な扱いと救いの無さでは、大昔の「木枯らし紋次郎」あたりと似ているのかも。新シリーズ今回のスペシャル編は、世相を反映させてか、老人イジメテーマでしたね。老境で身体能力が落ち、当たり前に仕事が出来なくなった老人たちを、役立たずで世の中のやっかい者として扱う。現代の高齢化社会の一大テーマですもんね。経済的に厳しい現代では、実際に、本当にそう思っている政治家や企業家等の上層階級の人たちは、実はけっこう存在すると思う。腹の中では、ですけど。富裕層の老人は居ても良いけど、貧乏な老人たちは国の重荷だと思っている、高級官僚や政治家、支配層、上流層の人間て、実はけっこう居るような気がするなあ。


 へえ~、知らなかったけど、「必殺仕事人」て、藤田まことや中条きよし、三田村邦彦たちの中村主水シリーズの他に、そのシリーズの第1期、第2期、第3期‥と断続的に続く間に、全然別の構成の短期シリーズが挟まって放送されてたんですね。基本設定の、お上の目を盗んでのさばる極悪非道の悪党どもを、闇の内に秘かに暗殺、始末する、正義の味方的な殺し屋グループ、というのは同じで、内容の細かい設定や登場人物等が違う、短期シリーズの番組が何本も存在するんですね。知らなかった。僕も、「水戸黄門」以外の時代劇をあんまり見て来てないですからね。


 以前、バラエティ情報クイズ番組の中で、歴史研究家の先生に里田まいが、「江戸時代に仕事人て本当に居たんですか?」と質問していて、見ていて笑ったが、今大人気のオバカアイドルというのも、キャラ作りという役作りを相当やっているのだと思うけど、実際、大昔から、殺人請負業の殺し屋は存在し続けたでしょうね。現在でも、昨年など、ネットの闇サイトの殺し等復讐請負者が問題になりましたよね。最近は、闇サイト問題がメディアの話題やニュースで上がって来てないけど、ネットのサイトパトロールや検閲はうまく機能している、ということなんでしょうか(?)。不況時代で失業者があふれ、世の中が混乱して来ると、殺し請負の仕事でもやる、というやからがけっこう出て来るかも知れない。恐いですよね。TVの物語の中では、やられるのが極悪人たちだから、まあ、まだ良いけど、現実社会では被害者は一般人になるんだから。それにしても、強盗事件も増えて来ているように感じられるし、嫌な時代になって来てるなあ。