誰でもいいから殺人
面識のない歩行中の男性を10日夜、後ろから軽トラックではねて殺そうとしたとして、千葉県警香取署は11日、殺人未遂の疑いで土木建設業の少年(19)を逮捕した。男性は頭などを強く打って間もなく死亡。同署は容疑を殺人に切り替え、動機を調べている。
‥ 少年は父親の経営する土木建設会社に勤務。父親からしかられたことに触れ「仕事などでイライラしていた。誰でもいいから、人をひいて殺したかった」などと供述しているという。
‥ 少年は10日午後7時48分ごろ、香取市小見川の路上を軽トラックで走行中、前を歩いていた沢田さんをはねて殺害した疑い。少年ははねた後、そのまま約1キロ離れた交番に「人をひいた」と自首した。犯行に使ったのは勤務先の社有車だった。
流石に、「誰でもいいから殺したかった‥」というのは、流行語大賞の候補の中には入ってはなかったけど、最近よく聞く、恐ろしいフレーズだ。
自動車を運転している人ならみんな解ると思うが、歩行者を撥ねようと思えばしごく簡単だ。勿論、車量の多い道路や横断には、歩行者は気をつけているが、自動車の方で平気で撥ねようと思えば、防ぎようは無い。
年寄りの懐古趣味、懐古主義、と言われるかも知れないけど、何十年も生きて来て、子供の頃や若い頃は、「誰でもいいから殺したい‥」で、実際に殺してしまう、ということは聞いたことがなかった。僕には、21世紀に入ってからよく聞くようになった言葉に思えるが。というか、つい最近か。
やはり、実際に、何か、変わってしまっているのではないか?何が変わったのか?
19歳の青年が、親に怒られて、イライラして、自分と無関係の人間を殺してしまう、というのはどう考えてもおかしいだろう?
西洋では昔からこの手の、冷酷悲惨な殺人事件はあったから、我が国もようやく文化面でも先進国の仲間入りをしたのか?
教育で、幼児のときから義務教育終了時まで、いやというほどいつもいつも、「むやみに人が人を殺してはいけません」と教え続けなければいけないのではないか?
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