会社員ブログ

ウェブ2.0時代真っただ中の学生時代を過ごした新社会人にとって、ブログ&SNSはお手のものだろうけど、実は企業にとってこれらのウェブ媒体はかなりの厄介モノ。理由は、社員が不用意に書いた内容による機密情報・個人情報の漏洩や、企業イメージ悪化を招く“炎上”騒ぎが怖いから。
でも、会社員が個人ブログやSNSで勤務先の企業名を公開するのってそんなに問題あるの? ITジャーナリストの佐々木俊尚さんに話を聞いた。
「法的にはなんら問題はありません。ただ、コンプライアンス(法令遵守)の厳しい今の時代、どの企業も自社のイメージ戦略や広報対応などに細心の注意を払っています。そうした努力が、たった1人の社員が個人ブログやSNSに何気なく書いた一言のために無になることもあるんです。だから、企業側も神経質になっているのです」
現在、「社員であることを公表してブログなどを書く場合には、必ず上司の許可を得ること」という内規を定めている企業は多いそう。新社会人のブログ&SNS作法としては、上司の許可を得ることが基本だ。
「次に内容ですが、非公開情報でなければ、業界の最新動向を紹介したり、業界ニュースをどのように評価すべきかといったことを分析的に書くのは問題ないでしょう。プライベートについてもOK。NGなのが、『勤務先の悪口』や『競合他社への批判』、『自社がマスコミなどで批判されている時などに、根拠なく自社を弁護すること』、『会社の内情の暴露』といった事柄。全世界からいつでも閲覧可能というウェブ媒体の危険性をきちんと把握したうえで、あくまでも身辺雑記か一般的な評論にとどめておき、仕事で知り得た非公開情報や会社の悪口は書かないのがポイントです」
日本の憲法では「表現の自由」が保障されているけれど、その自由が他人の権利を侵害したり法令違反を犯すこともある。社会人なら肝に銘じておきたい。
なるほど。





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