クラスター爆弾


クラスター爆弾で被害を受けるのは、兵士でなく、一般の民間人が95パーセントである。
まったくこういうものを作る人っていうのは、どういう気持ちで作っているんだろうか?金儲けのことだけを考えているのか?地雷と同じ、非常に卑劣な兵器である。地雷よりもタチが悪いかも知れない。
地雷と同じである。爆撃機から落とされるクラスター爆弾は、降下の途中ではじけ、中に納められた何百という子爆弾が飛び散る。地表に落ちて爆発するものもあれば、不発弾のままのものもある。だが不発弾ではない。クラスター爆弾の子爆弾は、今の地雷と同じで爆発は比較的小さい。不発弾のままの地表に落ちている爆弾を、何も解らない子供や、作業を行う農家の人が拾えば、少しの作用でその場で爆発する。子供や農夫の一般人は、大怪我を負って不具者となる。

もう一度言いたいのだが、まったくこういうものを作る人っていうのは、どういう気持ちで作っているのだろうか?如何にして人を残酷に苦しめることが出来るか?と考えながら作っているのだろうか?如何に大量に人を殺すかを考えるのは核爆弾でもうマックスに行ったろう。後は、もう少し小規模な人数を殺す爆弾を作ろう、とかいろいろとアイデアを出して、殺戮人数の規模に合わせた各種爆弾作りに精を出しているのだろう。
死の商人。お客様のニーズに合わせて各種爆弾を取り揃えております。そうですか。一発でだいたい千人程度の死者を出すクラスのものですか。よございます。後は、なるべく殺さずに極力多くの人間を無差別に不具者にする爆弾ですね。それならこのクラスター爆弾がよろしいかと。子供も女も労働者もみんな含めて、何千何万と一生寝たきりや手足が無い片輪状態に出来ます。非常に使い勝手がよろしい兵器でございますよ。

ふん、どーせ、死ぬのは何処かの国の全く知らない一般人たちだ。いくら死のうが片輪になろうが、関係無い全然知らないヤツラじゃねえか。俺たちは兵器を作るのが仕事だ。仕事をして金を貰って生活して何処が悪い。
どれだけ大量に死のうが、他所の国の知らない国民だ。まかり間違って我が国で使用することがあっても、どーせ死ぬのは平民の一般人だ。支配層や富裕層は被害を逃れ助かることが出来る。だからいいのだ。

そーいうことを考えながら兵器を開発し、爆弾を作っているんだろうな。
死の商人。軍産複合体。何処かの国で戦争が起これば、お金が儲かり経済がうるおう。逆に言えば、常に何処かで戦争が起こっていなければ困る。経済が停滞する。先進国の経済がうるおう為には安定する為には、何処かで大量に人が死んでいて貰わなければならない。

自衛隊はクラスター爆弾を持っている。専守防衛の戦争抑止力だという。だが、クラスター爆弾は、相手陣地にまで爆撃機で飛んで行って、相手の土地に落とすものだ。攻撃兵器だ。
抑止力というのなら実は核武装が一番なのだ。核武装するのが一番安く上がり、浮いた防衛費をその分、福祉や医療費に回せる。核武装すれば、実際には役に立つかどうかも解らないミサイル迎撃システムや高性能のイージス艦やその他、大量兵器をアメリカから莫大な額を支払って買わずに済む。

アメリカは日本に核武装は絶対にさせないで、小さな兵器をあれこれ各種、こつこつと売り続ける。良いお客様だ。ましてや自衛隊は専守防衛で、憲法上はありえないという、足かせをされた変な軍隊だ。これは商売上都合が良い。決定的な兵器は与えずに、小さな小物をいろいろと、こんなん入りました~、とか言って今日も何か買わせる。
アメリカ市場経済の中に大きく位置する軍産複合体の経済システムの中に、日本経済も組み込まれている。

先進国は大量人殺し兵器を開発して作り続ける。発展途上の田舎の国々は、一番DNAが近い、兄弟みたいな民族どうしがいがみ合い憎しみ合い、戦争を始め、発展途上の田舎の国で、お金がなくて苦しい状態なのに、いろいろな経費を削りに削って、国民の大半がご飯を食べずに、先進国が売りに持って来る非常に高価な兵器を莫大な国家予算を使って購入し、隣の親戚みたいな民族どうしで戦争して殺し合い、多くの一般人が死んで行く。
神様が、いつ、もう滅びろよ、と人間を見離さないかと、心配だ。



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